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失語症者支援おける主な研究


    失語症とは


    交通事故などが原因で脳の言語野が損傷されることで 言語能力が低下してしまう状態を失語症と呼びます。
    言語能力とは「文字や発話で表現する能力」と「文字 や発話の意味を理解する能力」のことを指します。

    つまり、失語症者の中には
    「文字や発話で表現する能力」が低下したことで、言いたい事を口に出せなくなってしまったり、
    「文字や発話の意味を理解する能力」が低下したことで、テレビ番組の内容を理解することが難しくなってしまう方がいます。

    当研究室ではこのように様々な問題を抱えている失語症者の方を支援する研究を行っています。


    会話支援研究

    「言葉が思い出せない(換語困難)」症状を持つ失語症者への支援として
    「Androidアプリケーションを使用した会話支援」を研究しています。

    日常会話の中で思い出せない言葉を想起するシステムを端末上で開発し
    失語症者の方のQOLの向上を目指します。



    字幕支援研究

    「理解する能力」が低下した失語症者への支援として
    「テレビ字幕の自動要約システム」を研究しています。

    失語症者の方に理解しやすく要約した字幕を自動生成することを目指します。
    『システムが「失語症者の方に理解しやすい要約」を行うにはどうすればよいか?』
    という問題を解決するため、日々研究に取り組んでいます。



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